パニック障害とは何か正しく理解をする

2019年5月13日

【2019年8月更新】

パニック障害とは(公式説明)

厚生労働省のHPでは次のように記載されています。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_panic.html

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。
このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。とくに、電車やエレベーターの中など閉じられた空間では「逃げられない」と感じて、外出ができなくなってしまうことがあります。 “

厚生労働省「みんなのメンタルヘルス総合サイト」より

さすが厚生労働省!

パニック障害のポイントを完全に押さえています笑。

パニック障害体験者視点でのまとめ

私なりに3点にまとめると次のようになります。

  1. 突然、動悸やめまいが発生する(パニック発作)
  2. 再びパニック発作が起こることを過度に恐れる(不安障害)
  3. 特に電車などの閉鎖空間を恐れ、外出も困難になる(社会生活困難)

どうでしょうか。

パニック障害を患っている方は頷かれるかと思います。

原因についてはこちらの記事を参考にしてください。

もう少し深堀をしていきます。

パニック発作について

パニック発作は何かをトリガーに起こることが多いです。

例えば電車に乗ったり、

エレベーターに乗ったり

といった特定の苦手な場所に行くと冷や汗などが出てきて、

心をコントロールできなくなり、

パニック発作として過呼吸のような症状が発生します。

助けを求めることはなかなか困難かもしれないので私はヘルプマークを持ち歩くことを推奨しています。

常に外に出しておく必要はなく、発作が起きた時だけ周りに見えるようにつければよいと思います。

予期不安(不安障害)について

パニック発作は強烈にトラウマとして残ります。

「また起こったらどうしよう・・・」という不安が起こる。

これが予期不安と呼ばれるものです。

こちらの記事で詳細に解説をしています。

広場恐怖症について

厚生労働省の説明には出てきていませんが、

パニック障害という言葉の関連として広場恐怖症という単語がよく出てきます。

普通の(?)人にとっては何も感じない特定の場所や状況を過度に恐れることを指します。

例えば公共交通機関・映画館・人混みが挙げられます。

そういった苦手な場所を避けることを含んで広場恐怖症と呼ばれます。

ただし、多くの場合はあまり予期不安と広場恐怖症については区別されて使われていないかと思います。

パニック障害と予期不安と広場恐怖症の負のループ

パニック発作をきっかけとして予期不安・広場恐怖症がループします。

完全に負のループです。

このループが続き、だんだんと家から出ることすら怖くなっていきます。

学生であれば不登校もしくは休学・中退、社会人であれば休職もしくは退職に繋がります。

どうにか学業や仕事を今まで通り続けるにしても相当なストレスを抱えながら通勤通学を行い、どこかで壊れてしまうでしょう。

トラウマと一言で片づけてしまえば簡単です。

しかし、パニック発作が起こった当時の記憶というのは脳内にこびりつきます。

それが再生され、どんどん精神的に追い詰められていくのです。

自分がパニック障害になった当初を例に

自分の場合は中学2年生の時に初めてパニック発作を経験しました。

朝の授業前の教室で突然心臓がバクバクしだしました。

その当時、学校生活が忙しく寝不足の日々が続いていたと記憶しています。

心臓発作でも起こったと思い、助けを求めて救急車で運ばれることとなりました。

周りも心臓発作だと思ったのでしょう。

心臓発作?原因がわからない

病院に運ばれた頃にはほぼ症状は治まっていました。

その当時はパニック発作とはわからなかったのですが10分もすれば治ります。

病院に着いた後、念のため色々と検査しました。

あらゆる検査をしました。

しかしながら、心臓発作(?)の理由がよくわからず家に帰されました。

健康そのものでした。

パニック発作のフラッシュバック

次の日の朝、体調はなんら問題なく、いつも通り学校に行こうとしました。

しかし、朝起きて着替えてる時でした。

昨日の心臓発作のような症状がフラッシュバックし、足が震えてきました。

結局、その日は学校に行くことができませんでした。

両親も少し疲れていて軽いトラウマになったのだろうと言い、

その日は学校を休むことにしました。

朝起きてパニック発作のフラッシュバック。

それが次の日も次の日も・・・連続しました。

それまで学校はほとんど皆勤だったので混乱の日々です。

自分で言うのも難ですが比較的陽キャ(笑)の類でした。

もちろん、健康もそれまで何ら問題ありませんでした。

自分の状態が理解できず錯乱状態

だからこそ、自分の身体がどうなっているのか当初は全く理解できませんでした。

断続的な吐き気が続いていました。

もしかしたら胃に異常があるのではないかと病院に行きました。

胃カメラまで飲んだのですが胃に異常はなく、

原因不明の吐き気が続きます。

それもそのはず、心の病なのでフィジカル面には問題はないわけです。

パニック障害と判明するまで1年

自分の症状がパニック障害であると判明したのは1年後でした。

きっかけは自分でも原因を探そうと図書館で本を探していた時でした。

たまたま新しく図書館に入った書籍のコーナーにパニック障害という文字を見かけました。

何の気なしにパラパラとめくってみると、まさしく自分の症状が書かれています。

ここで初めて自分がパニック障害という病気ということに気付いたのです。

もし、もっと早く分かっていれば当時の苦しみや涙はもっと少なかったかもしれません。

なので、みなさんにはパニック障害だろうか、と思ったら

早めにメンタルクリニック等受診することを強くお勧めいたします。

薬には絶対に頼りたくないといった考えが強かったり、

家の近くに適切なカウンセリングを受けられるところがないといった場合、

オンラインカウンセリングというのも最近は出てきています。

いつでも、どこでも、安心できるオンラインカウンセリング【cotree】

究極的には対話ですし遠隔診療が出てきている時代、カウンセリングはSkype等のビデオチャットというのも普及してくるのでしょうね。

パニック障害が疑われる場合、こちらの記事が参考になれば幸いです。

パニック障害はどの程度メジャーなのか?
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同様にたくさんの書籍がサジェストされ、色々なタイトルが並びます。

実際に本屋に行ってメンタルヘルスのコーナーに行くと必ずパニック障害について書籍があるでしょう。

パニック障害を理解するためのHPは様々あり、

インターネットでも十分情報収集可能です。

芸能人の方のパニック障害であることのカミングアウトも最近よく耳にするかと思います。

この記事が悩まれている方の助けに少しでもなれば幸いです。

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