パニック障害の原因は何?

2019年6月7日

【2019年6月11日更新】

一体なぜ私が?

病気になると「一体なぜ?」と原因を探します。

それが治療のために必要だからです。

例えばアレルギーだったらアレルギーの食材を見つけるでしょう。

風邪をひいたら最近無理してたんだな・・・と生活リズムを見直したりするでしょう。

パニック障害の原因を見つけることでその後の克服の速度は変わります。

パニック障害の原因を見つけるのは非常に難しい

まず、パニック障害の原因を見つけることは基本的に難しいです。

なぜならばメンタル的な問題というのは様々な要因が複雑に結びつき、

最終的にパニック障害として発症をするためです。

イメージ的にはパニック障害となる要素が蓄積していき、

とある衝撃のようなもので爆発します。

パニック障害の3つの共通要因

私自身、多くのパニック障害に関する書籍や記事を読んできました。

その中で、パニック障害となっている人の共通の原因というものが3つみえてきました。

  1. 感受性が豊かである。
  2. 完璧主義である。
  3. 他人からの自分の評価が気になる。

感受性の豊かさ

みなさんはこんなことがありませんでしたか?

「他の人が怒られているのに自分が怒られている気持ちになる。」

「学校などでクラス全員に対してのちょっとした注意が自分に対するものであると過度に感じてしまう」

最近はハイリーセンシティブチャイルド(Highly Sensitive Child)、通称HSCという名前を聞くこともあります。

今となってはこのHSCの1種ではないかと私は思っています。

こういった人達は日常生活で気疲れやストレスを感じることが他の人よりも多いでしょう。

完璧主義

次に、完璧主義です。

私含め、多くの方が完璧主義であったことを報告しています。

努力家でもあります。

とにかく100%やり切らないと気が済まない、

白黒つけたい性格など几帳面さもあげられます。

つまり自分への要求が高く、自分に厳しめの人達です。

それによりストレスもため込みやすいといえるでしょう。

他人からの評価

最後に他人からの評価を非常に気にする点です。

子どもだったら両親に対して"良い子"であろう。といった気持ちや、

“~をしなければならない"、というような"べき"論に振り回されがちです。

他人からの評価を気にするあまり、

気を使いすぎたり、頑張りすぎたりします。

そして他人から批判されるとなかなか立ち直ることができない人々です。

感受性が豊かで完璧主義でもあるので他人からの批判については人一倍敏感です。

パニック障害になりにくい人

裏を返せばパニック障害になりにくい人は、

  1. 鈍感
  2. 適当に物事を片付けられる
  3. 他人の視線は気にしない

という方たちです。

そのような性格であればどんなに人生楽だったか・・・

と思ってしまいます。

でも幼少期から形成される性格というのはなかなか変えることができません。

突然、パニック障害として爆発してしまうのです。

パニック障害になってしまったものは仕方がない

パニック障害になってしまったら、少しずつでもいいので自分のストレスを感じやすい性格を変えていくことです。

目指せ"鈍感適当自己中心人間"

というわけです。

安心してください、絶対そんな簡単になることはできません。

今迄のストイックすぎる性格やストレスをためがちな考え方を少しずつ変えていきましょう。

パニック障害の治療はどのように行われるかはこちらの記事をご参考にしてくださいね。

ストレスにも悪いストレスと良いストレスがある

“二木鋭雄. “良いストレスと悪いストレス." 日本薬理学雑誌 129.2 (2007): 76-79."

こちらの論文では、ストレスについて解説されています。

ストレスというのは本来的な意味では、外からのシグナルを受けて私たちの身体が反応することです。

つまり、時と場合によってストレスは身体をよい状態に保ったり(心地の良い緊張感)、危機から守ったりしてくれるわけです。

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