パニック障害患者数は100人に1人!?

2019年5月14日

【2019年8月更新】

パニック障害は世界で私だけの苦しみ?

毎日続くパニック障害の苦しみ、世界でこんな辛いのは自分だけではないだろうか。

そう思っていた時期が私にもありました。

自分と同じパニック障害って何人くらいいるのだろう?

それが気になって調べました。

以前も取り上げた厚生労働省のHPによりますと次のように書かれています。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_panic.html

パニック障害は決して珍しい病気ではありません。一生の間にパニック障害になる人は100人に1~2人といわれます。例えれば、新幹線普通車の1車両に少なくとも1人か2人はパニック障害を経験するかもしれないということになります。

厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」

パニック障害は100人に1人か2人!?

本当にそんないるのか!?

と思われるかもしれません。

私も思いました。

さすがに嘘だろうと。

学術論文からパニック障害患者の人数を知る

Kessler RC, Chiu WT, Jin R, Ruscio AM, Shear K, Walters EE. The epidemiology of panic attacks, panic disorder, and agoraphobia in the National Comorbidity Survey Replication. Arch Gen Psychiatry. 2006;63(4):415–424. doi:10.1001/archpsyc.63.4.415

一番信頼できるソースはなんでしょう。

私は学術論文だと考えています。

というわけでパニック障害の人数について記載している論文がないか探しました。

思ったよりパニック障害について研究されている、、、というのが検索してみた感想です。

今後、こういった論文を取り上げてブログで紹介していこうと思います。

話が少し脱線しましたがパニック障害の人数についてです。

まずは用語です。

panic attacks (PA) :パニック発作

panic disorder (PD) :パニック障害

論文要旨は次のようにまとめられています。

Lifetime prevalence estimates are 22.7% for isolated panic without agoraphobia (PA-only), 0.8% for PA with agoraphobia without PD (PA-AG), 3.7% for PD without AG (PD-only), and 1.1% for PD with AG (PD-AG). 

結果より

つまり、約100人に1人が外出困難を伴うパニック障害を患うということを示しています

日本人を1億人とすれば100万人が生活に支障がでるほどのパニック障害を患っているということです。

また、アメリカにおいては2-3%がパニック障害を経験すると書かれています。
https://adaa.org/understanding-anxiety/panic-disorder

つまりあまり国間で大きな差はなく、

先進国においては大体2%前後の発症率と推測できます。

本当にパニック障害患者は100人に1人なのか?

本文通りに受け取ればパニック障害、全然珍しい病気ではない。

本当に誰もがなり得るということ。

でも100人に1人も患う人が出てくるのになぜ周りにほとんどいないのか・・・?

そう思う方もいるでしょう。実際私も疑問です。

しかし、パニック障害を抱えているとどうなるでしょうか。

人付き合いや外出それ自体に困難が伴います。

そもそも家族を除けばそのこと自体を知ることが困難なわけです。

社会生活を営むことが困難なのです。

なので、あなたが恥じる必要は全くありません。

今やNHKで特集されるほど一般になった社会問題なのです。

パニック障害になりやすい年代と性別

それではパニック障害のなりやすさに年齢層・男性・女性で差があるのでしょうか?

一般的に発症年齢は20代-30代が多く、

女性の方が男性よりも2-3倍程度パニック障害になりやすいといわれています。

ストレスに対する男女差という意味ではこちらの論文が参考になります。

山田(2010) “ストレス反応の男女差", 精神経誌112巻5号によると、

女性では不安障害・気分障害が多いのに対し、男性では薬物依存の傾向が強いと指摘されています。

パニック障害が起こりやすい時期は?

私の経験上、一般に体調が悪い時にパニック発作が起こりやすいです。

特に夏など熱中症になりやすかったり、蒸し暑くて息があがる、睡眠不足になりやすいので注意が必要です。

パニック障害の原因は?

近年、パニック障害という単語をテレビでも見かけることが増えました。

ではどんな人がなりやすいのか?

といった疑問についてはこちらの記事をご参考にしてくださいね。

この記事が悩まれている方の助けになれば幸いです。

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