パニック障害の治療方法は2つ!

2019年5月16日

【2019/7/2更新】

パニック障害の治療

パニック障害と診断され、治療という段になると

基本的には2種類の選択肢が考えられます。

  1. 薬物治療
  2. 認知行動療法

薬物治療

まず、薬物治療についてです。

これは名前の通り病気を薬によって治そうとするアプローチです。

所謂精神薬を処方されます。

人によって合う・合わないといった体質があるので

お医者さんと相談、様子を見た上での薬選択が行われます。

パニック障害治療で使用される薬

選択的セロトニン再取り込み阻害剤 (Selective Serotonin Reuptake Inhibitor・通称SSRI)
脳内神経伝達物質セロトニンをコントロールする薬です。
鬱病等にも使われます。
例:パキシル・ジェイゾロフト・ルボックス

他に、急な不安感やパニック発作に対処するために頓服的に処方される薬もあります。
(ワイパックス・ユーパン・リーゼ等)

メンタルクリニック・精神科・心療内科は今や誰でも行く

精神科やメンタルクリニックと言うとハードルが高く感じますが、

通っている自分からしても年齢層様々で傍からみれば"普通の人達"です。

良いことか悪いことかわかりませんが、

予約が基本的になかなかとれず大盛況です・・・

料金に関してですが、

日本は皆保険制度が敷かれているので

ちゃんと国民保険や社会保険に入っていれば気にならないお値段です。

また、日常生活を送れることに対しての出費ですので

ある程度は割り切ることも必要だも思います。

もし、薬物療法に強い抵抗があるということだったりまずは少しラフに相談したいということならば最近はオンラインカウンセリングも出てきています。

いつでも、どこでも、安心できるオンラインカウンセリング【cotree】

メンタルクリニックよりはハードルが低く、相談員も臨床心理士のようなので一度専門家に相談してみたい、という場合にはこういったサービスもよいのではないでしょうか。

オンラインカウンセリングについてはこちらの記事で詳細に説明をしています。

認知行動療法・暴露療法

もう1つは認知行動療法(暴露療法)です。

呼び方はいくつかありますが要点としては、

自分の気持ちの考え方や捉え方を変えていくというものです。

不安という感情を不安として受け入れ、

それが単なる思い込みであることを何度も繰り返し確認し、

今まで通りの日常に戻すような訓練です。

私の電車の克服を例に以下の記事で説明をしています。

日本における認知高度療法の導入率

Takahashi, Fumito, et al. “日本の精神科診療所における認知行動療法の提供体制に関する実態調査." (2018).

こちらの論文は日本の精神科において認知行動療法がどの程度導入されているかまとめたものです。

結論から申し上げますと、精神科等での認知行動療法の実施率は約38%だそうです。

しかし、患者から認知行動療法の要望があっても応えられていないケースが55%あるなど、

なかなか導入が進んでいない現状があるようです。

その要因としてはどうしても1回1回の治療時間が伸びるため、

経営的にデメリットが大きいことをあげられています。

そうするとやはり自分で認知行動療法を進めていくのが最も効率的で安上がりなのではないかと感じます。

私も知らなかったのですが、

2016年4月からパニック障害等の精神疾患にも認知行動療法が診療報酬の評価対象になったそうなのですが、

この保険対象となる認知行動療法には”形式”のようなものが決まっていて使いにくいということが現場から指摘されています。

認知行動療法は書籍を参考にしながら自分で出来る

認知行動療法はメンタルクリニック等で指導を受けながら行うこともありますが、

書籍等でやり方を学びながら自分で行う方が私は効率的だと思います。

やはり病院に行く回数というのは限られていますし、

認知行動療法は自分のやる気にかなり左右されるからです。

私はこちらの本で実際に頭・心を整理しながら認知行動療法を行いました。

図解 やさしくわかる認知行動療法

認知行動療法と予期不安の関係性

予期不安とは、極論"単なる不安"なのです。

不安はどうすれば解消されるかというと

実際に不安に思っていることを行い、

達成することで解消されます。

つまり、不安を抱えつつも段階を踏んでいって

だんだんとその不安が実際には起こらないということを

繰り返し身体で理解することで

パニック障害を克服していこうというアプローチです。

実際は薬物療法と認知行動療法の両輪

実際のところ、

どちらか片方というわけではなく

両方でパニック障害とうまく付き合っていく、

という方が多いかと思います。 私もそうです。

私個人としてはどん底の状態にあった時、

時間をかけて認知行動療法でだんだんと生活できる範囲を広げること から始めました。

それも数年単位です。

最初は家から出てコンビニ行くこと、

スーパーマーケットに行くことなど

近所から始め、

自転車で少し遠出をしたり

電車で一駅隣に行ったりと

幼稚園児か!!!

と思われるようなことから再スタートしています笑

でも必ず良くなっていきます。一歩一歩進めば。絶対に。

この記事が読まれた方の少しでも助けになれば幸いです。

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