【パニック障害】電車克服にVRを活用!?【論文】

2019年6月10日

パニック障害の電車克服のためのVR

このような論文を見つけました。

フリーアクセスですので気になる方は是非読んでみてくださいね!

李 在麟, 太田 啓路, 河合 隆史, 吉田 菜穂子, 井澤 修平, 野村 忍, イームズ ダグラス, 山崎 恵, 貝谷 久宣, 地下鉄パニック障害治療用のVRコンテンツ開発(「BMI/BCI時代の心理学とVR」特集), 日本バーチャルリアリティ学会論文誌, 2007, 12 巻, 1 号, p. 57-65, 公開日 2017/02/01
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tvrsj/12/1/12_KJ00007499068/_article/-char/ja

地下鉄パニック障害治療用のVRコンテンツ開発 !?

確かに、電車克服のための訓練を自宅にいながらVRで体験できたら素晴らしい・・・

音もリアルに再現できそうですし、満員電車の風景も味わえるでしょう。

これで家で練習して実際に駅に行き、電車に乗れば電車克服のための練習が相当捗るでしょう。

“地下鉄パニック障害治療用のVRコンテンツ開発" 論文の概要

それでは簡単に概要を紹介していきます。

私も専門家ではないので気になる方は実際の論文を読んでみてくださいね。

時期

なんと、2007年の論文です。

2007年って12年前・・・その時にもうVR!?

と衝撃を受けました。すごい・・・。

ということは今やVRがエンターテイメントとして普及し、

すごい性能を誇っているのでもう現実に電車克服のために使えるのでは・・・?

執筆者

早稲田大学と赤坂クリニック、東京メトロがそれぞれ協力して論文は書かれています。

赤坂クリニックがパニック障害の知見の提供を、

東京メトロがVRに必要な実際の駅の風景撮影の協力をしているようです。

アメリカではこの2007年時点で既に、

パニック障害、高所恐怖症、飛行機恐怖症等々の治療のためのVRが使われ、有効性が示されているそうです。

地下鉄VR概要

実際の東京メトロの駅と電車走行をVRで再現し、

トンネルの中で非常停止や減速運転も組み合わせているようです。

被験者はジョイスティックで移動し、風景を見るようです。

2007年時点ですので比較的大がかりな装置と計測を行っているように思われますが、

今ならもっと簡易的にできるかもしれません。

VRによる治療の結果

いくつかの評価観点で治療の効果を測っていて一部効果があったと結論付けられています。

今後も引き続きこの研究を行っていくと締められているのでまたこちらの論文の続きを見つけたらご紹介しようと思います!

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