【文部科学省】2018年度の小学校・中学校・高校のいじめ件数と自殺件数【統計】
2018年4月-2019年3月までのいじめ件数や自殺件数が掲載された「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」が2019年10月17日に発表されました。
文部科学省「平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/10/1422020.htm
2018年度いじめ件数
いじめの件数は、以下のようになっています。
小学校:425,844件(前年317,121件)
中学校:97,704件(前年80,424件)
高校:17,709件(前年14,789件)
いじめの認知(発生)件数の推移

グラフからいじめ件数は増えていますが、注意すべきは”認知”件数ということだと思います。
つまり、これまでバレていなかったいじめが認知されるようになってきたこと、もしくはこれまでスルーしていたいじめ案件をいじめとカウントするようになったといった要因があるため、増えていることが必ずしも悪いとは言えないのです。
(もちろんいじめ自体は悪いことですが)
小学生・中学生・高校生の自殺件数の推移
最近は学生の自殺がニュースになることが多いですが自殺に関する統計も存在します。
児童生徒の自殺件数の推移

自殺件数に関して、平成以降、右肩あがりであることがみてとれます。
最新調査の2018年4月から2019年3月の間では332人で、前年の250人から大きく増加してしまっています。
平成30年度の学年別児童生徒の自殺の状況

2018年度不登校についてはこちら


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