【パニック障害】高校不登校と通信制高校のメリット

2019年6月25日

高校の不登校問題

小学校・中学校の不登校と高校の不登校には大きな違いがあります。

それは高校は出席しなければ留年・退学になるという点です。

小学校や中学校は極端な話、0出席でも自動的に卒業(中卒)となります。

しかしながら、高校ではそうはいきません。

なぜならば義務教育ではないからです。

高校は強制的に行かされるものではなく、行きたくなければ行く必要はないのです。

自分で働き、自立することもできると判断されるのが15歳という年齢です。

とはいえ、現在日本では中学卒業後の高校進学率はほぼ100%です。

そのため、中学校時代に不登校を経験していた人のほとんどが高校進学をします。

ただし実態としては高校でも不登校となり、中退する人が多いでしょう。

全日制に行くのが当たり前。そういう時代ではありません。

例えばステップアップスクールガイドなどを参考にすればどれだけ多くの種類の学校があるかわかるでしょう。

勉強自体は学校に頼らずとも以下のスタディサプリや多くの塾教材でやる気さえあれば勉強することができます。

スタディサプリ中学講座 はスマホでも勉強ができますし特別な用意は必要ありません。

しかも月額980円と非常にコスパがよいです。不登校等関係なく塾代わりに使っている方も最近では多いです。

夏休み前ということでキャッシュバックキャンペーンも行っているようです。

私は不登校時代、Z会で勉強をしていました。現在ではZ会と栄光ゼミナールがタッグを組んでオンライン予備校サービスも行っているようです。

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夏休み前ですし勉強を取り戻すには今の時期しかありません。

しかしながら、高卒資格を得るにはどうしても何らかの形で高校に通う必要があります。

例外は高卒認定試験です。

高校の種類

高校は小学校・中学校とは異なり、大きく分けて4種類あります。

全日制・定時制・通信制・高卒認定試験の4つです。

全日制

全日制と呼ばれる高校が基本的には大部分を占めます。

中学校生活の延長線上にあるようなもので、9時から17時程度まで授業があり、放課後は部活等にいそしみます。

この全日制は中学時代に躓いて不登校となった人にとっては正直キツイと思います。

特に、私のように人間関係やいじめによる不登校ではなく、

メンタル的な問題であるパニック障害を抱えている場合だと環境の変化によって改善するものでもありません。

その結果、全日制に進んでも不登校となり、1年を棒に振り中退という未来が目に見えます。

定時制

定時制は全日制の生徒の授業が終わった夕方以降に授業が行われることが多いです。

元来は働きながら高卒となるために勉強をする方達のものでしたが、

現在は不登校経験者の進学先や、高校中退者の受け皿等になっているようです。

通信制

通信制は名の通り、数回のスクーリングはありますが主に遠隔での授業やレポートで単位を取得し、卒業を目指していくものです。

上記のような本で親子向けに通信制高校がどのようなところなのか、把握することができます。

私は中学校不登校経験者やパニック障害等を患っている場合、通信制を強くおすすめします。

理由としては自分のペースで勉強できることとパニック障害ならば治療に専念しつつ大学進学や就職の準備をできる点です。

実際に通信制高校に通いたい、ということになったら資料なども以下のなるには進学サイト「通信高校」から簡単に取り寄せられます。

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最近ではカドカワが運営しているN高が有名かもしれません。

調べてみると本当にたくさんの種類があり、

距離的制約も少ないですので何らかの問題を抱えつつも学びたい、高卒となりたい、という人には非常にマッチした高校の種類だと思います。

また、高等学校卒業程度認定試験という手もあります。これならば高校を卒業せずとも試験にパスするだけでその先の進路への道が開かれます。

通信制高校の入試

入試は筆記試験(学力試験)を行わずに書類や面接による審査が多いです。

また、落とすための試験というよりは受け入れるための試験であるのでリラックスして受けましょう。

1年中入試を行っていることが大半です。

ニート状態や高校中退した場合でも思い立った時に高校生活を再開することができます。

狭域通信制高校と広域通信制高校

通信制高校には狭域と広域の2種類があります。

多くの場合、前者は公立で後者は私立となります。

狭域が何を意味しているかというと、スクーリングを行う学校が決まっているため受験できる地域が限られています。

また、受け入れ人数も限定的なため場合によっては倍率が高いこともあるでしょう。

広域というのは受験・入学できる地域の縛りがないことです。

これがどういうことかといいますと、スクーリングを行う施設を地域ごとに借りているので地域や空間的な制約は少ないです。

通信制高校卒業までの流れ

通信制高校は単位を取得していきます。

その単位の取得方法はレポート・スクーリング・テストをこなすことです。

レポートは自宅からメール添付や郵送ですがスクーリングとテストはその名の通り学校に行く必要があります。

そのため、名前は通信制ですが完全に自宅で勉強しているだけで卒業できるわけではないことに注意しましょう。

スクーリングの方式は学校によって異なり、

毎週数回通う学校もあれば年数回の合宿をスクーリングとする学校もあるので自分に合ったタイプを選ぶことが卒業の近道です。

単位制といえども最低3年間は在籍しなければならない(他の高校を中退している場合はその期間と合算)ルールがあるので

必要単位を2年間で取得しきっても早く卒業できるわけではありません。

逆に3年間できっちり卒業しないといけないといったプレッシャーもないことがメリットとしてとらえることができます。

通信制高校の学費

年間学費目安

公立(通学メイン):3-5万円

私立(在宅メイン):30万円前後

私立(通学メイン):80万円前後

上記の通り、公立が圧倒的に安いですが受験区域が限られていることや、

サポート体制もやはり私立に比べると乏しいことが多いのでメリットデメリットがあります。

特にあまり学校に行かずに高校を卒業したいならば基本的に私立通信制高校中でもスクーリングが少なく、

在宅での学習をメインとなっている高校を選ぶことになるでしょう。

私立は公立に比べ学費はもちろん高いですが、

家庭の所得に応じて学費負担が軽減される制度がありますので是非調べて利用をしてみましょう。

資格取得

就職するとなると資格が有利に働く場合が多いです。

また、高校卒業に限らず簿記等の就職に役立つ資格の勉強も今やパソコンがあれば十分な時代です。

以下のようなサイトで簿記の勉強なども手軽にできますしスキルアップできます。

いつの時代にも求められる税務知識や日商簿記3,2級など経理に役立つ100講座が学べる動画サイト

私個人としては、パニック障害等で日常生活をうまく送れない、困難があるといった場合、それを補うようなスキルが絶対に必要と思っています。

本記事が悩まれている方のお役に立てば幸いです。

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